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西方寺について

住職日記

2021年4月11日

2021年4月10日 新型コロナが広がっている中、1年ぶりに永代経法要が行われました。

温かい晴天に恵まれ、大勢の人がお参りに来ていただきました。

久ぶりの近所の友人との出会い、開始までのひと時、和やかな笑いや語らいがありました。

花水木や真紅の牡丹、新緑のモミジに包まれた境内。

入口には感染予防液の設置、広めのイス設置、講演者前の飛沫防止シート、大型空気清浄機設置。

門徒さんによる鐘たたき、読経、巖水先生によるご法話。

永代経法要とは「私たちを育ててくれた先に亡くなった愛しき人の思いを受けつないでいくことが大事、

仏のなった愛しき人と逢う世界がある。この命のご縁をいかにつないでいくのか」

コロナ不安の中でもう一度 自分を見つめることが大事ではないでしょうか。

この尊き命には無数のご縁が繋がっていることを感じました。

お参りくださった皆様 本当にありがとうございました。


西方寺オンライン法要。

奈良・横浜・沖縄と遠いご縁のある方との出会いがありました。

亡き人の13回忌法要を沖縄の90歳の老夫婦を囲んで、奈良西方寺を結んでオンライン法要を実施しました。

コロナ禍の中、なかなか集まりにくい状況でご両親とともに法事行われた母と娘、

いつまでも亡き人を偲び、人との出会いを大切にされていること、尊い仏縁だとおもいます。

南無阿弥陀仏と称える老夫婦。

毎日家を出る時「 お父さんいつも私たちを見守って下さいね」と手を合わす母と娘。

「南無阿弥陀佛とは、奈良の西方寺とはどんなお寺ですか」

素朴な質問の中に、新たな仏縁が生まれたのではないでしょうか。


2021年3月10日

お彼岸が近づいてまいりました。

境内のモクレン・赤い椿・水仙。

春の訪れを告げる華が咲きました。

大門の傍にて、私たちを和ませていたピンクの枝垂れ桜、

狭い空き地に植えられていたために、大門の下、本堂正面の地下に根が張り、

建物に大きな影響を与えると思われ、残念ながら、つらい思いの中,伐採しました。

何か これに代わるものを植えようと思っています。

「枝垂れ桜」ありがとう。

 

 

 

 

 

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