第37回仏教講演会に参加してきました。
奈良教区の布教団主催にて橿原文化会館で開催。
佐々木義英先生による「浄土真宗の源流 正信念仏偈の心」お話がありました。
今、私たちに届いている「南無阿弥陀仏」六字の名号は遠い遥2500年前のお釈迦の悟りが、インド・中央アジア・西域、中国を通し、そして七高祖のお伝えにて、今私に届いている。どれだけ尊いものであるか。親鸞さまの正信偈の中に現われている。
この念仏の中に阿弥陀様の思いが時間と空間を超えてある。このご縁は不思議なものです。
バイマーヤンジンさん「天に一番近い大地チベットからのおはなし」
{祈りが育む家族のきずな}
チベット出身 名前の意味は 「蓮の華にのった音楽の神様」
20数歳にて日本に初めてやってきて、日本語は全く分からず、主人の両親・祖父母と
3世代の家庭に入られた。日本でただ一人のチベット歌手として、チベットの音楽や文化を紹介されている。貧しいチベットでの生活にもかかわらず、11人の兄弟と家族。
家族や地域の人々のつながりが強く、山と草原の中で放牧にて生活を支えている。
物の豊かさではなく、仏教の心の繋がりのに生かされている。父母、祖父母、また、その先のご先祖と命がつながり、仏様の生かされているとう信仰心が家族の中にしみ込んでいるようにおもった。家族の絆の根底にあるのはまさに仏教・祈りの心ではないでしょうか。