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西方寺について

住職日記

第17回アミータ・セミナーが3年ぶりの開催されました。

コロナ禍の中、十分な予防措置をしながら、前住職のシベリア・ウクライナ抑留記の体験談をもとに講演会とギター演奏会を開催しました。天候の不安定にもかかわらず、ご参加していただいた皆様有難うございました。シベリア抑留の一番西側がウクライナであったことはあまり知られていません。約2万人がウクライナに抑留されたと聞いています。そこでの強制労働によって戦争で荒廃したウクライナ復興に大きく貢献したことはあまり知られていません。

厳しい寒さや労働もありましたが、一方では温かいウクライナ人との交流も一部あったと聞いています。抑留中の過酷な労働などから戦争の辛い過去と今のウクライナ情勢がかぶさっていたように思います。前住職(父)が書き残した「シベリア・ウクライナ抑留記」をもとに平和への思いを語り、後半は川崎さんのギター演奏で「はなみずき」「はな」などの歌を演奏していただき、久しぶりに心和む時を共にしていただきました。有難うございました。 合掌

 


大英博物館よりミイラが来日しました。

CTスキャンを用いた映像解析によりミイラの謎を解き明かし。古代エジプト人の生活や文化が紹介されていました。ミイラの年齢・性別・社会的立場や暮らしていた時代もさまざまです。彼らはどのような人生を送ったのち、ミイラとしてのこったのか。

CTデータをもとに食・健康・音楽・家族などのテーマが展示され、6体のミイラの物語が展開されています。紀元前3000年前の古代エジプト人の実態が解明されました。

6体ともほぼ年齢は35から45、身分の高い人物。パンの成分が悪く歯を痛めていた。

愛する家族を大切にしていた。子供の教育、文字や数字の学習。死後の世界に対する思い

死者の書 死後の世界を描いた書物

このような髪形は「かつら」である

神官は一日に6回入浴し、頭は剃っていた。

人骨からの人物肖像画である

人物肖像画である

世紀の発見 ナポレオンが発見したロゼッタストーン

この発見によりエジプトの象形文字の解読がなされた。

ナイル川の地形である。エジプトはナイルの賜物で

あると言われているようにナイル川に沿って文化が発達した

ツタンカーメンの黄金のマスクである。王の権力の象徴である

3歳前後の子供のミイラ、子供に対する愛情である

都・テーベの役人。ミイラを解剖せずにCTにより

骨格や年齢・病名が解る。すごいですね。