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西方寺について

住職日記

2020年10月29日

住職の前立腺癌治療、4月より始まり、8月に入院治療、

9月・10月 毎日の放射線治療がようやく終了しました。

今後は月に1回の治療です。治療終了ですが後遺症があり、まだまだ完治したとは言えない状態です。

でも ようやく ふだん通りの生活ができるとのこと 有難いことです。

普通の生活が普通にできることは本当に有難いことです。

これは病気をしたことによって改めて気づいたことです。

普通に生きる、生活する。これはなかなかできるようで、できることではありません。

自分の意志以上の大きな力によって自分が生かされていることではないでしょうか。

大きな力よって生かされていることを仏教では阿弥陀に抱かれと呼んでいるのでしょうか。

昨日 お寺の大きな行事 報恩講のためにSさんがきれいな菊を持て来られたため仏さまにお供えしました。

毎年 きれいは菊の華 ありがとうございます。

今年は親鸞さまの法事 報恩講はお寺の役員さまの限られた者によってお勤めいたします。

境内のハナミズキ・桜が色づいてきました。駐車場の松の根元にキノコが3本生えました。

秋が本格化してきました。

四季の中に私が生きているこを実感します。

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2020年9月11日

病気治療のため自宅療養中、読書を楽しんでいます。

心に響いた一言  高田郁 著「 あ い 」永遠に在り の 関寛斎の言葉

「ひとの一生とは、生まれ落ちて死ぬるまで、ただひたすらに1本の道を歩くようなものだな。

どれほど帰りたい場所があろうとも決して後戻りはできぬ。

別れた人と再び出会うこともない。ただ、前を向いて歩くしかないのだ」

あなたがその道を行く時、傍らにいつも私がいます。

 

まさに人生 この時 この一瞬が大切だと思う一文でした。

 

「 あ い 」の書籍の内容です。

上総の貧しい農村に生まれた、「あい」運命の糸、 関寛斎と結ばれる。彼は苦労の末、医師となって

生きたいと願う。お互いを思いやり、人生の困難を乗り越えていく不夫婦。

お互いに支え合い、自分の事よりも人のため、世のために人生をささげ、生きぬく夫婦愛の物語です。

関寛斎は北海道の開拓にも貢献した人物ですが、妻の「あい」からの物語です。

おすすめの1冊です。

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2020年8月29日

住職は癌入院治療も無事終え退院いたしました。

多くの皆様より暖かい励ましのお言葉をいただき、ありがとうございました。

まだ、今後 9月・10月と通院治療が続きますが、心温まるお気持ちをいただきながら、治療に専念したいと思っております。

8月23日 24日にご協力をいただき、規模を縮小してお盆法要・燈火会をお勤めさせていただきました。

病気となってまさに、恵まれた命の尊さや多くのご縁によっ生かされていることに気づかされました。

ご心配して下さった皆様にお礼を申しあげます。

ありがとうございました。

 

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