春と秋のお彼岸
人を古来よりこの日 太陽は真東より登り真西に沈む
太陽の沈む彼方に仏国がある。先に亡くなった愛しき人の安らぎの世界があると言われてきました。此岸より彼岸を望み、私たちの命の故郷を思い浮かべてきました。
二上山に沈む夕日、あかね色に染まる夕焼け、親鸞を始め、多くの人々がこの夕焼けを望み、先に往かれた愛しき人の思いに心をよせた。
西方寺ではお彼岸に永代経法要が営まれ、多くのご縁のある方がお参りされました。
限りなき命をたまわったことに感謝し、今を大切に生きなければなりません。
貴い命を賜った私、今生かされている私、不思議なご縁に感謝したいものです。