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西方寺について

住職日記

奥院西方寺では仏教相談をしています。

最近、お墓仕舞や仏壇仕舞の方からのご相談を受けることが多くなってきました。

遠方にお墓がありお参りできない。近くにお参りできるようにお墓を近くに持って来たい。

「お墓の管理、定期的にお参りに行けない、お墓をいつも草の生えないようにきれいにしてしておきたい、今後 墓を見る人がいなくなる」など色々な事情によって、お墓仕舞を考えている人がおられます。

終活と同じように今後のことを考えてお墓仕舞をしようとする人が増えているように思います。

終活やお墓仕舞も今、話題のようです。しかし、故郷のご先祖様のお墓仕舞をする。

1年に1回しか帰れないからお墓仕舞をするということは、どうでしょうか。

遠い故郷のお墓仕舞をすると帰るべき自分の故郷がなくなってしまいます。

「お墓に参らないからご先祖様に申し訳ない、

亡くなった人を供養できなくなる」と考えているようです。

お墓詣りしなかったら、供養できなくなるのでしょうか。

離れていても、いつも亡くなった人のことを思い、手を合わせることが大事ではないでしょうか。

愛しき人やご先祖様は仏の光となって今の私を包んでおられます。

お墓に参らなくても、いつも、貴方を仏さまが仏光となって見守っておられます。

手を合わすなかに、亡くなった愛しき人の思いが伝わっていると思います。

お墓仕舞・仏壇仕舞についても今一度、ご家族なり、お寺様とゆっくりとご相談しては

どうでしょうか。

 

 

 


毎年 京都浄土真宗ゆかりのお寺をお参りしています。

今年は 浄土真宗の10派の一つ 仏光寺の本山をお参りしました。

同じ親鸞さまを仰ぎ、阿弥陀仏を本尊としています。

四条のそばにあります。道行く人がお参りにきています。

境内にはカフェレストランがあり、若い人が利用していました。

毎日 早朝から法話が開かれています。

本堂に入って静かに阿弥陀様に向かって手を合わせました。

 


西方寺前住職 西本諦了が終戦後 シベリアに抑留され、その60万の中で一番西側に

抑留された地が ウクライナのザボロージであり、そこで3年間の抑留生活を送りましたが、大怪我に遭いながら、ウクライナ人の温かい看護によって無事帰国しました。

そのご縁によって、現在ウクライナ援助活動募金をしています。

地道な活動を続けている星野様とお知り合いになり、援助活動を共に続けています。

毎月 星野様からウクライナ通信をいただいています。彼は実際にウクライナを訪問したり、現地の交流を私たちに伝えています。

「ウクライナは筆舌に尽くし難い、多くの傷を受けています。病院訪問では出会う兵士たち、手や足を失っている兵士たちの数は昨年とは比較にならないほど増えているそうです。愛する皆様の本当に尊いお祈りとご支援を心から感謝します。

現地ウクライナで宣教師をして支援活動を続けている船越眞人からのメッセージ」

下部写真はウクライナ支援活動をされている星野様からのメッセージ