2025年1月17日
震災30年のメモリアル演奏会、祈りを希望を込めた演奏会が開催された。
兵庫芸術文化センター管弦楽団演奏・佐渡裕指揮
「そらとみらいと」・グスタフマーラーの「交響曲第8番 千人の交響曲」
まさに未来への希望を託した内容であった。
1000人の交響曲 200名の楽団と約400名の合唱団
賛歌「来たれ、創造の聖霊よ」が歌われ、2部では神秘的は曲想が始まる。
最後は「永遠なる女性はわれらを引て昇らしむ」
ゲーテの思想である「女性の愛が男性を救済する」
合唱団の壮大な情熱的な歌声と演奏者の迫力ある曲想。
演奏終了後も大きな拍手は鳴り続けた。
演奏者や多くの合唱団の皆様へのお礼なり、感謝の気持ち。
多くの合唱団の皆様がすべて退場していくまで、多くの観客の皆様は立って拍手を送り続けていた。
18日の朝日新聞より 「我が子の輝き、わかち合えるから」
追悼式での米津さんの言葉 震災にて長男(7)長女(5)を亡くした。
30年で区切ることにあまり意味を感じません。近しい者を亡くした者にとっては、
あの日で時間が止まったまま」
生き残った自分に何ができるのか。その答えを探し求めている。
ある6年生の女子の文「生きていること、それは、困難のかべにぶつかりそれを
乗り越えること。約束された死までの時間を輝くものにすること。
死んでしまうこと。それは、輝く人生を終え、他の人の心の中で、
永遠に生きてゆくこと」
亡くなった5年と7年の我が子、短かった我が子の人生が価値あるものだったと信じたい。
今、生きる子供達には困難に直面しても希望を見失わないでほしいと願う。
「人生をは生きるに値するものだと伝えたい。それが 探し続けてきた
「自分にできること」なのかもしれない。