9月の西方寺　蓮の会は奉仕活動の日

内陣のお飾りの御磨き、本堂の畳、床、窓を皆様の協力によって

毎年きれいにしていただきます。

本当にありがたいことです。短時間ですっぱりときれいになりました。

お掃除の後はみんなで楽しいお茶タイムです。

ご苦労様でした。

職場の同期の同僚　結婚後　彼は九州に帰って行った。約35年ぶりに奈良にやってきた。

昨年　突然の病魔により愛しき妻を亡くし、九州での法要後、東京への帰る途中に奈良に

立ち寄った。彼も数年前より突然の病気により目が不自由となり、家族や友人の支えなし

には生活は困難となった。

その彼を見守っていた妻が突然亡くなった。後に残され彼や家族のこと思うと奥様の気

持ちは。その彼が現在、友人や家族の温かい見守りによって1日1日を元気に過ごしている

ようである。亡くなった奥様のご縁や彼の今までの人柄が彼を温かく支えているのでは

ないでしょうか。

特に友人のSさんありがとう。目に見えないご縁の働きが仏の慈悲ではないでしょうか。

来寺した日は偶然にも往生された奥様の１周忌命日であったのは不思議なご縁でした。

恵まれた命　ともに感謝したいもです。

幻想的な燈火に包まれた西方寺燈火会　今年で第9回目が開催されました。

本堂に通じれた参道には約450個の燈火が灯されました。

お盆法要の後、川勝さんの愛しき人を偲ぶ哀愁のテェロ演奏。和泉さんのピアノ伴奏、素敵でした。

バッハ無伴奏テェロ組曲第一番より・月の砂漠・荒城の月・埴生の宿・おくりびと等

薄明りの本堂にテェロの音色が流れました。うっとりと聴きました。

燈明の光・哀愁の音色に包まれてお参りの皆様は愛しき人から頂いたご恩や恵まれた命の尊さに触れていただきましたか。

今年は昨年以上のお参りがあり、ありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。

開催にご協力いただいた皆様にもお礼申しあげます。