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西方寺について

住職日記

2023年9月28日

西方寺 秋の彼岸法要が行われました。

たくさんのお参りいただきありがとうございます。

太陽が真東から昇り、ま西に沈む遙かかなたに仏国があるといわれ、

古来より多くの人が先に亡くなった愛しき人を思い、御恩に感謝し、

恵まれた命に感謝する日がお彼岸です。

不思議なことにこの時期になると真っ赤な彼岸華が咲。

しかし、今年は例年に比べて咲くのが少し遅いようです。

二上山に沈む神秘的な夕日を見ながら、此岸・彼岸 私の命の故郷を見つめましょう。


2023年8月28日

8月27日 前住職 西照院釋諦了 が往生してから12年 13回忌法要を

息子の導師のもと法要をお勤めいたしました。

父は27歳にて召集され、4年間のシベリア・ウクライナ抑留を送り、無事に帰国し、

94歳まで人生をおくりました。ウクライナのザボロージェにて強制労働、都市復興の仕事に従事させられ、大怪我を負いましたが、ウクライナの人の手厚い看護によって、元気になりました。しかし多くの人々が劣悪なる食事とマイナス30度の厳しい寒さによって多くの人がお亡くなりになりました。機会あるごとに戦争の悲惨さを訴えていました。

前日の土曜日に再燈火をしました。日を超えて27日まで燈火が灯り、27日お勤めしたことは何かのご縁でしょう。

父のウクライナ抑留記「命めぐまれ、今を生きる」など、ウクライナ支援していただいた募金52000円はウクライナに送金いたしました。


2023年8月27日

西方寺 燈火会が先日、台風のため燈火が中止され、本日、関係者の皆様の協力により実施されました。 夕方、暗闇が迫るなか、納骨堂への竹林参道に点火されました。

約250個の燈火が蝋燭の光に照らされました。愛しき人への思い、ほのかな蝋燭の火が参道を照らしていました。緩やかに揺れる燈火、仏国土の世界から私の世界を照らしている。心静かに生かされている命の尊さに感謝したいものです。 合掌