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西方寺について

住職日記

今年も木曜日・金曜日 京都龍谷大学の授業を受講できることになりました。

5年目を迎え、生涯学びの気持ちを持ちを保ちたいと考えています。田畑先生の伝道学特殊講義は2回目です。

先生は毎週 大分から2日間 この日のために来られます。ありがたいことです。医療とと仏教の協力関係をどう構築していくのか。

生老病死の四苦に取り組む医療・福祉と仏教の協力関係をどうするのか。人間として生まれたことの意義、物語、生きることの意味を考えていこう。

老いること、病むことの意義を仏教の知恵によって考えるものです。今年はこの他にも色々な授業を履修しています。

今、 仏法を学ぶことが一番大切だと思っています。

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2015年4月5日

IMG_6206 IMG_6209 IMG_6221 IMG_6227 IMG_6234 IMG_6237 IMG_6235「代わってやれない命にに向か会って」という演題にて中川真昭の法話が行われました。

雨の予想のなか曇りから気温が上昇する中で永代経法要が行われました。

仏法を私に伝えてくれたご先祖の遺徳をしのびながら、御教えを聴いていく法要でした。

多くの皆様がお参りにこられました。花祭りのお釈迦さんの像も拝見。

初めてお寺に来られた方、数カ月前にご家族を亡くされた方など色々な思いでお参りされました。

みんな大きな声でお勤めをしました。

 


2015年3月26日

西方寺の門前の桜の蕾がようやく開き始めました。

数年前に長年、奥様を温かく看病されて亡くされたSさんが突然、往生され、今日葬儀式を勤めました。

残された4人の子供(息子さん・娘さん)は大きな悲しみに包まれていました。Sさんはいつも笑顔で誰とも接し、暖かい心を持ち、

絵画・読書・パソコンと多くの趣味を持っておられました。両親を亡くされた4人の子供さん(息子さん・娘さん)に「お父さんの御恩に感謝しながら、兄弟仲良く

お互いに助け合って生きていきなさい」とお経を勤めた後、お話をして会館を出ました。車の乗って帰ろうとすると、会館の外まで

4人の子供さんや家族が見送りにきて、私の車が去っていくまで頭を下げてくださっていました。胸がいっぱいになる光景でした。

亡くなられたお父さんの人柄、温かい心使いが今まさに息子さんや娘さんにつながっているように思いました。

厳しい冬から暖かい春となり蕾が開くように、仏となって光が届いているのでしょうか。

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