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西方寺について

住職日記

2015年7月12日

雨もあがり青空の夏日早朝、我が家の庭からセミが今年初めてふ化しました。

蝉殻が5つ 菩提樹の葉に止まっていました。毎年約50こ の蝉殻が出現します。

数年の地中生活ののちやっと土の中から顔をだし、わずか数日しか生きないといわれています。

この蝉の命も数億年の生命のつながりの今、ここに生きています。私の命もまた、今日ここに生きているのですね。

境内の蓮もまた、一つ咲きました。しかし、蓮の命はわずか2日間です。

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2015年7月6日

今年初めての蓮の華が雨の中、うすいピンク色の華が咲きました。朝日を浴びながら静かに開花したようです。

泥の中からい一本の蓮の蕾がようやく咲きました。

「一々のはなのなかよりは、三十六百千億の、光明てらしてほがらかに、いたらぬところはさらになし」

親鸞さんの和讃の浄土の蓮華には百千億の花びら、その蓮の花びらが光、仏となって相互に照らしあっていると述べています。

泥の世界、私たちの迷い、苦しみ、欲深い世界から蓮の華が咲く、光り輝く世界、仏のはたらきに包まれた世界を蓮の開花で味わいたいものです。

7月、8月 今日も新しい蓮の蕾が咲いていることを願っています。

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5月の連休に植えた蓮がようやく蕾をつけてきました。梅雨の合間の太陽の光を受けて緑の蓮の葉の間から、蕾が伸びてきました。

7月の中旬から8月にかけて薄いピインクの華、真赤な華、白い華が咲くでしょう。毎日のように水を入れなくてはなりません。

太陽の光と水、土壌の栄養によって泥の中から綺麗な華が咲くのを楽しみにしています。

境内の家庭菜園ではようやく胡瓜の収穫が始まりました。毎朝、1本、1本とみずみずしい胡瓜が緑のつるにぶら下がっています。

蓮も胡瓜も暑さに負けずに成長しています。本当に自然の中で少しづつ植物が成長しているのだと思います。私たちも毎日成長しているのでしょう。

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