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西方寺について

住職日記

2023年10月1日

暑さも彼岸までといわれるように少し涼しくなり、報恩講の季節となってまいりました。

浄土真宗の寺院にとって最も大事な行事です。

滋賀の能登川まで報恩講にお参りいってきました。

前日 門徒さんよって境内がきれいに清掃され、五色の幕が張られていました。

親鸞さんの年回忌法要です。親鸞さんお生涯の掛け軸も掛けられていました。

内陣は豪華に飾れて、厳かなお勤めとご法話が行われました。

年に1回、各地から親しき人が集まり、ご縁の大切さを実感しました。

京都からの帰り、近鉄特急、しまかぜライナー 心地よい一日となりました。


2023年9月28日

西方寺 秋の彼岸法要が行われました。

たくさんのお参りいただきありがとうございます。

太陽が真東から昇り、ま西に沈む遙かかなたに仏国があるといわれ、

古来より多くの人が先に亡くなった愛しき人を思い、御恩に感謝し、

恵まれた命に感謝する日がお彼岸です。

不思議なことにこの時期になると真っ赤な彼岸華が咲。

しかし、今年は例年に比べて咲くのが少し遅いようです。

二上山に沈む神秘的な夕日を見ながら、此岸・彼岸 私の命の故郷を見つめましょう。


2023年8月28日

8月27日 前住職 西照院釋諦了 が往生してから12年 13回忌法要を

息子の導師のもと法要をお勤めいたしました。

父は27歳にて召集され、4年間のシベリア・ウクライナ抑留を送り、無事に帰国し、

94歳まで人生をおくりました。ウクライナのザボロージェにて強制労働、都市復興の仕事に従事させられ、大怪我を負いましたが、ウクライナの人の手厚い看護によって、元気になりました。しかし多くの人々が劣悪なる食事とマイナス30度の厳しい寒さによって多くの人がお亡くなりになりました。機会あるごとに戦争の悲惨さを訴えていました。

前日の土曜日に再燈火をしました。日を超えて27日まで燈火が灯り、27日お勤めしたことは何かのご縁でしょう。

父のウクライナ抑留記「命めぐまれ、今を生きる」など、ウクライナ支援していただいた募金52000円はウクライナに送金いたしました。