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西方寺について

住職日記

2025年7月10日

第37回仏教講演会に参加してきました。

奈良教区の布教団主催にて橿原文化会館で開催。

佐々木義英先生による「浄土真宗の源流 正信念仏偈の心」お話がありました。

今、私たちに届いている「南無阿弥陀仏」六字の名号は遠い遥2500年前のお釈迦の悟りが、インド・中央アジア・西域、中国を通し、そして七高祖のお伝えにて、今私に届いている。どれだけ尊いものであるか。親鸞さまの正信偈の中に現われている。

この念仏の中に阿弥陀様の思いが時間と空間を超えてある。このご縁は不思議なものです。

バイマーヤンジンさん「天に一番近い大地チベットからのおはなし」

{祈りが育む家族のきずな}

チベット出身 名前の意味は 「蓮の華にのった音楽の神様」

20数歳にて日本に初めてやってきて、日本語は全く分からず、主人の両親・祖父母と

3世代の家庭に入られた。日本でただ一人のチベット歌手として、チベットの音楽や文化を紹介されている。貧しいチベットでの生活にもかかわらず、11人の兄弟と家族。

家族や地域の人々のつながりが強く、山と草原の中で放牧にて生活を支えている。

物の豊かさではなく、仏教の心の繋がりのに生かされている。父母、祖父母、また、その先のご先祖と命がつながり、仏様の生かされているとう信仰心が家族の中にしみ込んでいるようにおもった。家族の絆の根底にあるのはまさに仏教・祈りの心ではないでしょうか。

 

 


2025年7月7日

西方寺の境内は今まさに白蓮が咲き誇っています。

極楽浄土を連想させると言われている蓮の華。

今年は白蓮の華が大きく咲いています。

紅赤の蓮の華はこれからでしょうか

泥水だからきれいな華が咲く、泥水は私たちの人間の我欲にまみれた世界だといわれています。

泥水だからきれいな華が咲く。きれいな華、しかし、そのきれいな蓮の華の寿命は

わずか3日の命。

私たちの命も大きな自然界から見たら僅か、蓮の華のような命かもしれません。

でも蓮の華が3日で散っても、きれいな白蓮の華はいつまでも心の中に残ります。

白蓮はきれいだった。夏の暑いなかで、きつ然と咲いていた。

白蓮の華の3日間は、もしかして人の人生かもしれない。

私たちは往生しても、苦難の人生の中で、心強く豊かな人生を送ったといわれたいものす。

 


2025年6月24日

蓮の華の命は3日

早朝に咲いて3日目 午後には華が散っていきます。

蓮の葉にキラキラ輝く水滴。コロコロと輝いています。

太陽と風が吹けば消えていきます。

そんな水滴、人の命のように輝いています。

白蓮の蓮の華、新たな華が又、咲きました。