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西方寺について

住職日記

2022年10月21日

八経ヶ岳・弥山登山

友人と二人で日本100名山・1915m関西最高峰・八経が岳、弥山に登山。世界遺産大峯奥駆道にそびえる峰に登山。登山口を8時に出発、山頂に12時、4時には下山、総歩行約7時間の予定であったが・・・・

川の清流の林間からシロヤシオの古木の間を過ぎ、緑の苔むした林、カエデ・ブナの林、落ち葉の絨毯、緑と紅葉の大峰山系の素晴らしい景色。聖宝の宿跡から弥山への登山。石がごろごろ、階段まじりの急坂。息をはずませながらやっと弥山。登山道を間違えたり、体力不足から弥山に到着が13時30分。この時間では帰路は難しく、弥山山小屋に急居泊まることになる。5時に温かい夕食、その後は就寝。 ダウンジャケットを着て布団に入っても寒かった。温度は5度、夜の空、満天の星空。

早朝5時30分 東の空が開け始め遙か東に富士山が見えた。1年に数回しか見れない風景。真っ赤な日の出を拝むことができた。素晴らしい景色。

念願の八経が岳に登頂。360度の大展望が開かれた。北は山上ヶ岳、東は大台ケ原の向こうにキラキラと光る伊勢の海、西は金剛・葛城・二上山、遙か西は神戸の市街地から六甲山系 明石大橋から淡路島が遠望。素晴らしい絶景、しばらく言葉も出会い感動。これが登山の喜びかな・・・・

へとへとになりながら登った八経が岳。「禍 転じて福となり」 苦しくとも誰も助けてくれない。自分で登るしかない。

昨日の苦しさを考えると、素晴らしい感動ありがとう。同行してくれた友人、登山途中であった人、山小屋の人。素晴らしい景色をくれた「大自然よ」ありがとう。また、行きたくなった。

         紅葉の素晴らしい景色          八経ヶ岳と弥山が遠望

 

聖宝の宿跡・行程の約半

大普賢岳遠望

弥山直前の急な山道 

 

弥山の向こうに八経ヶ岳 弥山小屋より往復1時間         

 

弥山小屋

遙かに富士山遠望

ご来光の輝き

八経ヶ岳に登頂

山頂から弥山・大峯山系