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西方寺について

住職日記

2022年5月17日

シベリア・ウクライナ抑留記とギターの響き

第17回アミータ・セミナーが3年ぶりの開催されました。

コロナ禍の中、十分な予防措置をしながら、前住職のシベリア・ウクライナ抑留記の体験談をもとに講演会とギター演奏会を開催しました。天候の不安定にもかかわらず、ご参加していただいた皆様有難うございました。シベリア抑留の一番西側がウクライナであったことはあまり知られていません。約2万人がウクライナに抑留されたと聞いています。そこでの強制労働によって戦争で荒廃したウクライナ復興に大きく貢献したことはあまり知られていません。

厳しい寒さや労働もありましたが、一方では温かいウクライナ人との交流も一部あったと聞いています。抑留中の過酷な労働などから戦争の辛い過去と今のウクライナ情勢がかぶさっていたように思います。前住職(父)が書き残した「シベリア・ウクライナ抑留記」をもとに平和への思いを語り、後半は川崎さんのギター演奏で「はなみずき」「はな」などの歌を演奏していただき、久しぶりに心和む時を共にしていただきました。有難うございました。 合掌