桜満開の4月、南禅寺そばの蹴上インクラインから南禅寺裏山の山道、疎水に沿って山科の歩道、山越えから三井寺まで約13キロの行程を歩こう会の仲間と一緒に歩きました。
南禅寺傍の蹴上インクラインは京都の明治近代化の重要な役割を果たしました。高低差約36m 琵琶湖疎水の急斜面を船で運行するために敷設された傾斜鉄道ルートを歩きました。斜面の両側は桜満開。
この疎水の水をたどって山科~三井寺まで桜吹雪・黄色い菜種・杉木立の林間を黙々と歩きました。三井寺も桜に包まれ、はるか彼方に琵琶湖が望むことができました。
この疎水を計画した田辺青年や京都市長・西郷さんの子息さんなど、偉大な事業を推進した人々の思いを改めて知ることができました。